ふと目にした文章に
子育てて一番大切なことは
「素直で皆から愛される人に育てること」
とありました。この言葉に出会った時、
私が育った昭和時代の記憶が蘇り、とても懐かしく感じました。
当時の大人は私たち子どもに「素直になりなさい」と
良く言っていたような気がします。
私の子育ては平成が中心でしたが、
「〇〇ができて凄いね」
「〇〇ができるようになると良いね」と
親としての責任や不安から
できる/できないを基準にした言葉かけが多かったのではと反省します。
今の子どもたちも、学校で、お稽古で、塾で、
「できる/できない基準の言葉」を大人から浴びせられながら
小さな体で一生懸命頑張っているのかもしれない、
それではクタクタになってしまうのも当然だと思います。
素直で皆から愛される人に育てば、
自分のできることを伸ばし、できないことを克服する力を
自然と身につけている大人になっていることでしょう。
そんなたくましい力を
小さな心の大人が奪ってはいけないとしみじみと思いました。
既にこんな歳になってしまいまった私ですが、
未熟な自分に
「素直で皆から愛される人になりなさい」
と言い続けてあげようと思います。
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